おばちゃんダンサーの怖い話
今週のお題「告白します」
ものすごく久しぶりな更新となりました。
つまり、イベントもなく大人しい最近だったわけですね。
あまりにも書くことなかったんで、今回は個人的にあった出来事を書こうと思います。
(今回お絵描き多め)
実は私、おばちゃんなもので(みんな知ってるな)、それなりに今までいろんな出来事があったわけですが、
今までの人生で2回、救急車で運ばれたことがあります。
何があったかというと
腎臓から尿管の間に石が出来ることを尿路結石といい、それが尿管を通って移動するときに激痛が伴います。
石が動き出すと、この世のものとは思えない激痛が絶え間なく続きます。
軽く地獄の釜をチラ見できるレベルの痛みが延々と襲いかかるため、原因がわからないうちはお医者さんも看護師さんも優しく丁寧に見てくれるのですが…
石が原因だとわかった瞬間からは「なんだ石か」って扱いになります。
本当、露骨に安心されます。
なんならお医者さんたち半笑いになります、こちらの痛みは変わらないのに。
んで、どうなったかというと…
激痛にボルタレン坐薬を投入して(でも痛い)ポカリ片手にスキップをする待ち合いの廊下(会計待ち)
※水分をたくさん取って運動して早く石を膀胱まで押し出せと言われました
リビングから救急車で運ばれたので靴も履いていません。
財布もありません。
ケータイだけは救急車呼ぶのに使ったので持ってました。
家族を呼んで会計してもらい、スリッパ買ってもらって帰宅しました。
これを、2回やりまして…おばちゃん学びました。
ダンスを始めて一年経った昨年ついに!石の攻撃を克服したんですよ!
聞いてください!
ある時不意に例の痛みが襲いかかってきました。
夕食の後から痛みが増し、そこで今度こそ救急車を呼ばずにやり過ごす方法を模索。
とにかく石が下に落ちるべく、身体を下に揺すりました。
効率良く下に力をかけるためにレッスンでやるDOWNのリズムを刻みます。
耐えがたい痛みが次々と襲いかかるので、地団駄を踏む代わりにサイドステップを踏んでみました。
ひたすら下向きのステップを踏みまくります。
片手にタンブラーを従えて苦悶の表情を浮かべて一晩中ステップを踏むおばちゃん。
そしてついに!ある瞬間、痛みがなくなったのです!
後ほど確認したところ、無事に石が排出されていました。
救急車は回避、坐薬も使わずに済みました。
おばちゃん石に勝ったよ!!
しかし夜中にステップを踏んでいたその姿はまさに…
気を紛らわすためのスマホの灯りも相まって、さぞかし恐ろしい見た目になっていたことでしょう。
山奥の一軒家でやっていたら、もしかしたら都市伝説になっていたかもしれません。
んで、なんで、こんな話を思い出したかと言いますと。
さっきから脇腹あたりに微妙な痛みがきたからなのですね。
今夜もまた、真夜中のリビングでスマホのライトを下から照らして片手にポカリを抱えた女が謎のステップを踏みならすかもしれません。
いいですか?
ダンスは尿管結石にも有効ですよ!!
(程度によります)
辛い時には一緒に踊りましょう!
お仲間募集しています(ダンスの方の)
<おまけ>
ダンスの先生、先日可愛らしい赤ちゃんが産まれました。
おめでとうございます!
その関係で赤ちゃんが救急車乗った時に、まるでモーゼが海を割るかの如く車がザザーっと分かれて行くのを見て、我が子は神か!と思ったとか思わなかったとか思わなかったとか…。
そんな神に祝福されたお子様と、早く一緒に踊れる日を夢みて。